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六条大麦、「麦秋(ばくしゅう)」の楽しみ方

麦秋の候、みなさまいかがお過ごしですか?
今日は季節のご挨拶にも使われる「麦秋」についての楽しみ方を
お話ししたいと思います。

福井県は、六条大麦の生産量日本一です。
日本全体の生産量の約30%を占めています。
六条大麦は、秋に種を蒔き、苗の状態で冬を越し、
春に成長した実を初夏に収穫します。
冬季に降水量が多い地域を原産とする作物ですので、
福井県の気候にぴったりの作物といえるかもしれません。
初夏は、麦にとって実が熟す収穫の秋であることから、「麦秋」と呼ばれています。

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連日夏日を観測し、初夏の季語である「麦秋」を迎えた福井県は、
県内のあちらこちらで大麦畑の美しい光景が広がっています。

まずは、目で見る六条大麦の楽しみ方。
おひさまの明るい日差しに輝く姿もいいのですが、私がおすすめするのは、夕暮れ時です。
大麦の穂が夕日を浴びて風にたなびくその姿は、まるで金色の草原。
風の谷のナウシカという有名なアニメーション映画のラストシーンを思い出します。

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「姫ねえさま、真っ青な異国の服を着て、まるで金色の草原を歩いてるみたい」
「その者、青き衣をまといて金色(こんじき)の野に降り立つべし…
あぁ、古き言い伝えは誠であった…」
などと呟きながら帰宅の途に着くこともしばしば…
声色もまねて、なりきって呟くと、さらに風の谷のナウシカ度がアップし、映画の世界に浸れます。

次は、味覚で味わう六条大麦の楽しみ方。

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六条大麦は食用としてもいろいろな用途があります。麦茶や麦飯、雑穀などが有名ですね。
これから暑い夏がやってきます。うだるような暑さの中で、冷たい麦茶をごくごくと飲む。
乾ききった身体の隅々にまで水分がいきわたる感覚。至福の時ですね。
とは言いましても、近年の夏の暑さは尋常ではありませんので、
こまめに水分を補給して、暑い夏を元気に過ごしてくださいね。

南から梅雨がやってきました

九州地方と中国地方が梅雨入りしたそうです。
天たつ所在地である北陸地方の福井市の梅雨入りはまだなのですが、
なんとなく朝から蒸し蒸ししています。
そしたら案の定、小雨が降ってきまして、少し涼しくなったような…
外へ出ると、アスファルトが雨に濡れた「雨の匂い」がしています。
夏を感じさせる匂いっていいですね。

夜の星空

福井市は自然に恵まれたところですので、
市街地から少し車を走らせると、田んぼや畑が広がるのどかなところです。
よく晴れた日の夜は、星空も綺麗に見えるんですよ。
星空観測には、冬の澄んだ空気の方が適していると思うのですが、
夏の暑い夜に見る星空も好きです。
今年の8月下旬に日本からロケットが打ち上がるそうで、
(すみません、詳細は忘れました…)
ぜひともこの目で見てみたいものですね。